塗料の種類と天気の関係
模型塗料は大きく「ラッカー系」「水性アクリル系」「エナメル系」の3種類に分かれます。それぞれ溶剤が異なり、湿度や気温への耐性も変わります。
ウォーハンマーなどのミニチュア塗装で使われるシタデルカラーも水性アクリル系の一種です。
ラッカー系塗料
代表製品: Mr.カラー(GSIクレオス)、タミヤカラー(ラッカー)
特徴
- 乾燥が速く、発色が鮮やか
- 塗膜が硬く、耐久性が高い
- 溶剤臭が強く換気が必須
天気への影響 ラッカー系は湿度の影響を最も受けやすい塗料です。湿度60%を超えると白化(かぶり)のリスクが高まります。塗装日和のスコアは主にラッカー系を基準に計算しています。
水性アクリル系塗料
代表製品: 水性ホビーカラー(GSIクレオス)、タミヤアクリル、シタデルカラー(Games Workshop)
特徴
- 水で薄めることができ、臭いが少ない
- 乾燥は若干遅め
- 塗膜はラッカーより柔らかい
- 室内・換気しにくい環境でも扱いやすい
シタデルカラーについて ウォーハンマーをはじめとするミニチュアゲームの塗装で世界的に使われる水性アクリル塗料です。ベース・シェード・レイヤー・ドライなど用途別に設計された豊富なラインナップが特徴で、重ね塗りによる陰影表現が得意です。水性なので湿度への耐性はラッカー系より高いですが、シェード(墨入れ用)は特に乾燥が遅く、高湿度時は注意が必要です。
天気への影響 水性塗料全般は湿度への耐性が比較的高いです。ただし高湿度では乾燥が極端に遅くなります。湿度70%程度までは許容できることが多いです。
エナメル系塗料
代表製品: タミヤエナメル
特徴
- 筆塗りに最適で塗料の伸びが良い
- 乾燥が最も遅い
- 墨入れやウォッシングによく使われる
天気への影響 エナメルは乾燥が元々遅いため、湿度よりも気温の影響を受けやすいです。冬場は特に乾燥に時間がかかります。
まとめ:天気と塗料の使い分け
| 塗料 | 代表製品 | 最適湿度 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ラッカー系 | Mr.カラー | 50%以下 | 白化に注意 |
| 水性アクリル | 水性ホビーカラー・シタデルカラー | 70%以下 | 乾燥時間に注意 |
| エナメル系 | タミヤエナメル | 比較的寛容 | 気温に注意 |
雨の日や梅雨時期はシタデルカラーなどの水性塗料に切り替えるのも一つの作戦です。ラッカー系をメインに使っている方も、天気の悪い日は水性に切り替えることで塗装を楽しめます。